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繰出位牌

繰り出し位牌(回出位牌)は、戒名を記した札板を複数枚おさめ、何柱ものご先祖様を一基にまとめておまつりできるお位牌です。お位牌の数が増えてお仏壇が手狭になった方に選ばれています。当店の繰り出し位牌はおよそ86,700円〜94,435円。ここでは値段の目安と選び方、初めての方に向けたよくあるご質問をご案内します。

繰り出し位牌(回出位牌)とは

繰り出し位牌は「回出位牌(かいしゅついはい)」「くりだしいはい」とも呼ばれる形式のお位牌です。前面の扉を開くと、戒名を記した薄い板(札板)を数枚重ねて納められるようになっており、ご命日にあわせて札板を入れ替えながらおまつりします。お仏壇が小さいとき、またおまつりするご先祖様の数が多いときに用いられます。(出典: 自社商品ラインナップ/『仏教早わかり事典』p.230)

ひと柱ずつおまつりする「札位牌(本位牌)」に対し、繰り出し位牌は複数の札板を一基にまとめられるため、代を重ねてお位牌が増えたご家庭の省スペースな受け皿になります。納められる札板の枚数は商品によって異なりますので、各商品ページのスペックをご確認ください。

繰り出し位牌の値段の目安(当店の実価格帯)

お位牌の値段は、素材・お仕立て・大きさ・札板の枚数・文字入れの内容によって変わります。下表は当店で現在お取り扱いしている繰り出し位牌の実際の価格帯です。

タイプ 特徴 当店の価格帯
モダン位牌タイプ 天然木を活かした現代のお仏壇になじむ意匠 約86,700円〜
伝統型(京型・千倉座) 伝統的な形と装飾を受け継いだお仕立て 約94,000円前後

当店の中心価格帯はおよそ9万円前後です。表示価格は本体のお値段で、札板への文字入れ内容や追加の札板によって最終のお値段が変わる場合があります。詳しくは各商品ページ、またはお問い合わせよりご確認ください。

種類と選び方

お位牌には大きく、漆で仕上げた塗位牌、黒檀・紫檀などの銘木を用いた唐木位牌、天然木やデザイン性を活かしたモダン位牌、そして複数の札板を納める繰り出し位牌があります。繰り出し位牌を選ぶときは、次の3点を目安になさると迷いにくくなります。

  • おまつりするご先祖様の数… 何柱分の札板が必要か。お一人につき札板1枚が基本です。
  • お仏壇の雰囲気との調和… 塗り・唐木の伝統的なお仏壇には京型など伝統型、家具調・モダンなお仏壇にはモダン位牌タイプがなじみます。
  • 置き場所の大きさ… お仏壇の内寸に納まるか(下記「サイズの選び方」をご覧ください)。

すでにおまつりしている本位牌の様式や大きさにそろえると、お仏壇全体の見た目が整います。判断に迷われる場合は、現在のお位牌の写真やサイズをお知らせいただければお選びのお手伝いをいたします。

サイズの選び方・お仏壇の内寸確認

お位牌の「◯寸(号)」は、多くの場合札板部分の高さ(札丈)を基準とした呼び方で、台座を含めた総丈(全体の高さ)とは別です。ご購入前には、各商品の総丈(cm)と、実際に置かれるお仏壇の内寸を必ずお確かめください。上置き型の小さなお仏壇では、扉を開いて札板を出し入れするゆとりも見ておくと安心です。

お位牌をおまつりする位置は、ご本尊をおまつりする須弥壇より一段下がった中段が一般的です(小型のお仏壇では下段)。地域やお仏壇の造りによって置き方は異なります。(出典: 仏事コーディネーターテキスト第11章 p.583)

宗派による違い(浄土真宗の方へ)

浄土真宗では、正式には位牌を用いず過去帳や法名軸でおまつりするとされています。繰り出し位牌についても、過去帳に準ずるものとしておまつりを認めてこられたお寺様がある一方、近年はおまつりを控えるお考えのお寺様も少なくありません。宗派やお寺様によってお考えが異なりますので、菩提寺様にご確認のうえお選びいただくことをおすすめします。(出典: 仏事コーディネーターテキスト第11章 p.564)

浄土宗・天台宗・真言宗・曹洞宗・臨済宗・日蓮宗などでは、繰り出し位牌をおまつりいただけます。日蓮宗ではお名前を「法号」と呼ぶなど、宗派により呼び方や作法に違いがあります。

札板の文字入れについて

札板1枚にお入れするのはお一人分(1名分)が基本です。ご夫婦おふたり分をご希望の場合は、札板をもう1枚お求めいただきます。本体のみのお仕立てでは、文字入れは札板側で承ります(本体には彫りません)。戒名(浄土真宗では法名)・没年月日・行年(享年)・俗名などのレイアウトは、宗派やご家庭のお考えによって整え方が変わりますので、ご注文時にていねいに確認させていただきます。(出典: 位牌 受注・製作 運用ルール)

よくあるご質問

繰り出し位牌(回出位牌)とは何ですか?

戒名を記した札板を複数枚おさめ、何柱ものご先祖様を一基のお位牌にまとめておまつりできる形式のお位牌です。お位牌が増えてお仏壇が手狭になったときの受け皿として用いられます。

繰り出し位牌の値段はいくらですか?

当店ではおよそ86,700円〜94,435円で、中心価格帯は9万円前後です。素材・お仕立て・大きさ・札板の枚数・文字入れの内容によって変わります。

札板は何名分まで入りますか。夫婦の場合はどうすればよいですか?

札板1枚につきお一人分が基本です。納められる枚数は商品ごとに異なります。ご夫婦おふたり分は札板をもう1枚お求めいただくと、それぞれのお名前をおまつりできます。

白木のお位牌からはいつ切り替えますか?

ご逝去後にまずおまつりする白木位牌(内位牌)は、四十九日の忌明けにお寺へおさめ、本位牌または繰り出し位牌にお切り替えするのが一般的です。(出典: 『仏教早わかり事典』p.230)

浄土真宗でも使えますか?

浄土真宗では正式には位牌を用いず、過去帳や法名軸でおまつりするとされています。お寺様によってお考えが異なりますので、菩提寺様にご確認のうえお選びください。

「札位牌(本位牌)」との違いは何ですか?

札位牌はお一人(ひと柱)ずつおまつりするお位牌で、繰り出し位牌は複数の札板を一基にまとめられるお位牌です。お位牌の数が増えたご家庭では、繰り出し位牌にまとめる方法がよく選ばれます。

「めくり位牌」と同じものですか?

「めくり位牌」は繰り出し位牌を指す呼び名として使われることがあります。札板を入れ替えながらおまつりする形式は同じものとお考えください。

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お位牌に関するよくあるご質問

お位牌はいつまでに用意すればよいのですか?

多くの方は、四十九日の法要を機に白木位牌から本位牌へと変えられ、ご住職による開眼供養を受けられます。
また、一周忌の法要の際に本位牌へと変更される方もいらっしゃいます。

急いでいて○○日までに欲しいのですが・・・

お位牌のお届けにつきましては、弊社とお客様との間で文字入れ原稿の確認が完了してから、3日から7日程度でお届け可能です。お急ぎの場合は、どうぞご連絡ください。
また、当店に在庫がございましたら、最短3日で製作することが可能です。

彫りと書きではどちらを選べばいいですか?

お客様の好みに合わせてお選びいただけますが、迷っている方には彫りを推奨しています。彫りは文字が金で練り込まれているため、文字が消える心配がありません。

戒名ってどういうものですか?

戒名とは、仏教徒に与えられる特別な名前で、戒律(行動規範)を守る誓いを象徴します。亡くなると戒名が与えられるのは、仏の世界へ旅立つ際に俗名では不適切とされるため、戒名を授けて浄土に送り出すためです。

白木の位牌はいつまで置いておきますか?

白木の位牌は四十九日まで祀り、それ以降は「本位牌」を作ってお祀りします。白木の位牌は「四十九日までの仮の位牌」なので、その役割を終えると白木位牌はお寺さまによってお焚き上げされます。