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塗位牌 葵角切 溜

SKU i141610-1
元の価格 ¥0 - 元の価格 ¥0
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¥60,830
¥60,830 - ¥90,530
現在の価格 ¥60,830
どっしりとしたフォルムが人気の葵角切の溜色タイプです。会津若松の伝統工芸である漆塗の高い技術によって、職人が一点づつ心をこめて制作しました。何十年もおまつりいただくお位牌だからこそ国産の上質品をお選び下さい。

【商品の仕様】
●サイズ:
3.5寸 : H117 × W94 × D46mm
4.0寸 : H197 × W100 × D50mm
4.5寸 : H215 × W109 × D50mm
5.0寸 : H234 × W119 × D53mm
5.5寸 : H259 × W132 × D59mm
●塗り:本漆・溜塗り
●装飾:本金粉仕上げ
●生産:日本

【文字入れについて】
お位牌への文字彫り代金(1名分)を含んでおります。文字の指定方法は注文後にお送りするメールに詳しく記しております。文字をご指定いただいた後、2営業日以内に確認用のレイアウトをお送りします。文字彫り加工を含め通常約7~10日前後でお届けとなります。ご不明な点はお問合せください。

【関連ワード】
i141610 位牌 塗位牌 溜 夫婦位牌 日本製
サイズ: 3.5寸

位牌への文字入れについて

文字入れは無料

文字入れは無料

文字数や大きさに関わらず、1名分の文字入れは無料で対応いたします。

夫婦位牌など複数名の文字入れをご希望の場合も追加費用4,400円/名にて承っています。

詳しくはこちら

会津塗り位牌とは

会津と仏教

会津と仏教

会津地方の仏教は、平安中期、徳一という僧侶によって布教活動が行われたことに始まります。

そして時間とともに深い信仰が宿り、会津仏教文化として今日まで受け継がれてきました。会津には歴史の古いお寺がたくさんあり、日本で5番目にお寺の多い地域でもあるそうです。

そんな会津地方の人々の信仰心と、丹念に塗り重ねられ、磨かれ、蒔かれることで生み出される美しい漆塗りの技術が結びつき会津塗りの位牌は生まれたのです。

会津塗の歴史

会津塗の歴史

会津塗は今から約400年前に、豊臣秀吉の命を受けて伊勢國松坂から、会津の領主となった蒲生氏郷公が全任地の松坂(三重県)および日野(滋賀県)から、木地師や塗師を呼び寄せて基礎をつくりました。

江戸時代には会津藩の藩祖・保科正之公が漆の木の保護育成に努め、また歴代藩主が技術革新に熱心に取り組み、日本国内外から高い評価を受けます。

幕末の戊辰戦争において一時衰退の危機に陥りますが、明治の中期には日本有数の漆器産地としてその名を再び轟かせるようになりました。

位牌に最適なこだわりの素材を採用

ヒバ材を使用

ヒバ材を使用

この位牌は上質のヒバ材(ヒノキ科アスナロ属)を使用しています。ヒバ材は成長が遅い木材であるため、位牌の素材として使用できるまで成長するには、最低でも80年〜130年以上必要な高級木材です。

抗菌作用

抗菌作用

ヒバ材にはヒノキチオールという抗菌作用に優れた独特の精油分が含まれます。耐水性、耐久性に大変優れており、仏閣の土台や柱にも使われることもあります。永年おまつりする位牌の素材に最適な木材です。

純度の高い金箔を使用

純度の高い金箔を使用

会津位牌に使用される金箔は純度の高い5毛色・4号色の金箔を使用しています。

熟練の職人が手間ひまをかけて制作

木地加工

札の形状の形成や、金加飾の入る溝の加工を行います。この工程は位牌全体の精度に大きく影響するため、緻密に計算された図面に基づく正確な加工が求められます。

塗装

何重にも塗り重ね美しい漆黒の塗面を作っていきます。表面に僅かな塵も付着しないよう専用ブースにて、専用のスーツを着用して作業が行われます。

研磨

塗っては磨き、塗っては磨きを繰り返すことで鏡のように滑らかな塗面が生まれます。研磨職人が一つ一つ手作業で研磨をしています。

加飾

ひとつひとつの部品に金箔や金粉による加飾を施します。金の発色は湿度・温度・乾燥時間で変わってしまうため最新の注意を払う必要があります。

金箔貼り

金箔を貼る作業です。10,000分の1mmという非常に薄い金箔は、熟練の職人にしか扱えません。少しの空気のゆらぎにも反応してしまうため、無風空間での作業となります。

線書き

筆を用いて、お位牌に模様を書いていきます。真っ直ぐな線や彫刻に合わせた曲線など、位牌の種類によって異なる「線書き」は永年の経験が求められます。乾燥後に金粉を蒔いて色を付けます。

会津位牌ができるまで